自己チュウな議員たち   

 民主党の3人の参議院議員が離党し、無所属の議員2人と会派を作ったというニュースを見て、「何という節操のない連中だろう」と腹立たしい想いを抱いた。過去の歴史がそうであるように、大きな権力が倒れそうになったときには、何とか権力を維持しようとして、さまざまな権謀術策を繰り出すのが常である。
 今回の離党騒動も、昨年の参議院議員選挙で与野党逆転が起きたときから、自民党が民主党議員に対して寝返り工作を続けてきた結果だという。次期衆院選で政権交代がささやかれているこの時期に、まんまと自民党の攻略に乗ってしまうとは、「裏切り者」呼ばわりされても仕方ないであろう。ましてや渡辺秀央、大江康弘の両氏は昨年の選挙で比例代表で当選した議員。国民が「民主党」と記名して選ばれたのにもかかわらず、離党するというのであれば、投票した一人として、「議席を返せ」といいたくなる。裏でどういう利権が絡んでいるのかわからないが、のうのうと議員を続けるなど厚顔無恥もはなはだしい。
 もっとも、歴史が動こうとするときには、こういう卑劣な人物が出てきて、流れに棹差そうとするものだ。それによって、2大政党による政権交代という民主主義の当たり前の姿が遠のいたなら、与党や官僚の高笑いが聞こえてきそうである。現在の閉塞状況を打破するためにも、3議員の策動が無に帰さんことを祈るのみである。
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by wordweb | 2008-08-29 18:43 | 頑固一筆

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