カテゴリ:デザインな日々( 10 )   

タテとヨコ   

先週の企画会議で(唱)さんが「タテヨコ問題」と題して、ゴマブックスから発刊されている「名作文学」シリーズを取り上げて発表してくれました。その後で、どうしても気になってモヤモヤしてしまっていることがあります。(唱)さんの資料によると、「人間の目はよこ並びなので、よこ方向の視野が広く、ピントも合わせやすいので、読みやすいのはヨコ書きだという見解がある」とのこと。なるほど、他の動物でもたて並びの目を持っている動物って、創造しただけでも気持ち悪い。この世界では、たて方向よりよこ方向に移動するのが多いから、よこ方向が視線の自然な動きだとすれば、ヨコ書きのほうが読みやすい、ということになる。事実、世界中の多くの文字がヨコ書きになっている。

じゃあなぜ、日本人はわざわざ読みにくいタテ書きを使っていたのか? 日本語がヨコに書かれ始めたのは開国後の明治になってから、実際に広まったのは戦後といってもいい。日本に漢字をタテ書きで伝えたとされる中国も韓国もヨコ書きで書かれることが多いと言うのに…。そもそも漢字(元は甲骨文字)を書いたひとはなんで、タテで書いたのか? 「ちょっとこれ読みづらいんちゃうん」と誰も言わなかったのか?

いろいろ調べてみた結果、文字に関することは見つけることができましたが、タテ書きかヨコ書きかという、書き方の起源のような内容についてはまったく見当たりませんでした。

でも一つ気になった記事を見つけました。それは「博報堂生活総合研究所」の「生活新聞(2004.5 No.395)」。テーマは「タテ書き」「ヨコ書き」「パソ書き」。タテで書いたとき、ヨコで書いたとき、パソコンで書いたとき、それぞれどのような違いがあるのか、というものでした。その中の実験結果を紹介します。

1.語られている内容の違い
タテ書きは、社会と自分との関係を意識している。自分の気持ちを抑え気味
ヨコ書きは、次々に心に浮かぶことをそのまま書き綴っている
パソ書きは、決意とともに明るい展望、または具体的な目標が結びの部分で語られる

2.文体、言い回しの違い
タテ書きは客観的、
ヨコ書きは私的、
パソ書きはちょっとエンターテイメント
など

そう言われてみれば、こうやってブログを書いているときと、ペンを持って書いているときと内容こそ違うけれど、文章の雰囲気も違っているような…。そして、この実験結果が正しいのなら、タテ書きの文章そのものが日本人っぽいような気がします。というより、タテ書きで書いていたから日本人らしさが生まれたのか? とにかく、日本人とタテ書きは切っても切れない関係なのではないでしょうか。

日本語は、漢字とひらがなとカタカナ、さらには数字や英語。文字組もタテとヨコがあって、ほんとに複雑で難しい。この仕事をしていて、いつになったらうまく文字が組めるようになるのか。もしかしたら、永遠に正しい文字組なんて見つからないのかも…と思ってしまいます。でも、複雑だし、難しいからおもしろい。日々試行錯誤を重ねながら仕事をするのは楽しいですよね。(D-ryo)
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by wordweb | 2008-09-19 23:35 | デザインな日々

切手は楽しい   

c0147705_222237.jpgシリーズの最後を飾るのは、過去、私自身で考えた切手のデザインを紹介します。切手の事を書いているうちに、「おっ、そう言えば自分でも作ってたなぁ」と、すっかり忘れ去っていたことを思い出し、恥ずかしながら掲載させていただきます。
まず、最初に紹介するのがこのモノクロの切手です。以前、会社に飾ってあった(勝手に自分で貼った)こともあったので、見たことある人も…。前回ご紹介したように、切手はほとんどが多色刷りです。なら、一色の切手があってもいいんちゃうんと思いついたのがきっかけでした。モノクロ→拓本→元になる彫った跡→「ゆきのあさ にのじにのじの げたのあと」ということ(?)で、「げたく」なるものを考案したわけです。平成14年、まだ20代でしたねぇ。


c0147705_2224421.jpg続いて、今度は平成17年、日本郵政公社からの切手コンクールに応募した(と思いますが…)作品です。「世界の国々との交流・親善」を掲げ、テーマは、「なかよし」。「発行される切手が今後の国際交流・親善の一助となるような作品を募集」ということでした。
モチーフに使ったのは、アブラムシとアリとてんとうむしです。皆さん理科で習ったでしょう。(忘れた人は(も)さんに聞いてください)この作品で言いたかったことは、結局、国際関係って、蜜を吸って、外敵から守ってもらって…というこの3つの昆虫のような関係での「なかよし」なんじゃないの?ということです。
当選した作品は見事にありがちな「なかよし」が描かれていたように思います。ということは当然こんなひねくれた作品が通る訳もなく…まぁ、性格がひねくれているので、こういう的外れな作品をよく作ってしまいます。

こんな個人的な作品を載せてしまってすいません。でも、切手というのは有価証券でありながら、とても魅力的な媒体だと思います。切手を作る作り手と、それを貼って手紙を送る人と、それを受け取る人。この三者のメッセージが重なったときに、すばらしいコミュニケーションが生まれる気がします。切手のデザインがこれからどのように変化していくのかはわかりませんが、じっくり切手を見たり、考えたりするのも楽しいかもしれませんよ。(D-ryo)
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by wordweb | 2008-08-09 02:17 | デザインな日々

切手作りの職人「技芸官」   

「技芸官」という職業を知っていますか?「技芸官」とは切手を作る専門の人たちのこと。他にも国立印刷局の「工芸官」など、芸術に関わる国家公務員にだけ与えられた特別な名称だったのです。そして、その名にふさわしく、切手を作る仕事というのは大変高度な技術を擁します。
まず、切手は有価証券なので、たかがデザインと言っても外部に諮問委員会が設置されたり、各方面からの意見をちゃんと反映させてデザインを行います。そして、切手のほとんどはグラビア印刷であること。つまり凹版印刷ですね。版に深浅をつくり、そのくぼみのインクの量の違いによって濃淡を表現するため、濃度域が広くて発色が強く、深みのある印刷ができるのが特徴です。しかも、250線〜600線の高精細印刷で刷られます。そして、切手をシートで買った人なら見たことがあると思いますが、シートの端っこにある小さな色丸。それを見ると、切手はほとんど4〜6色の特色で印刷されているのです。(写真は8色のスカシ入り!)
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そして、その使用する色や分解する版を「技芸官」の経験と勘で決めているのだそうです。版下とインクの色の調整で、オフセットでも、写真でもない色を表現しているのです。ちなみに、現在でも凹版を手彫りで作っている切手もあるそうです、切手はデザインというより芸術品に近いような印象を受けます。
実はこの「技芸官」にずーっと憧れていたのですが最近は民営化になったせいか、「切手デザイナー」と呼ぶようになったそうです。最近の切手を見てると「技芸官」の時の重厚感があるものから、なんだかやわんわりとなってしまった気がする切手を見て少し残念です。また、昨年末にはJAGDAが主催して「POST切手展」という企画展が行われました。切手の新たな試みとしてのデザイン展です。残念ながら実際には見ていません。東京だけなのか、関西でやるような情報がないので、どなたか情報があれば教えてください![次回も切手?](D-ryo)
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by wordweb | 2008-07-26 01:22 | デザインな日々

切手(1)   

先日、嫁が友達からおもしろい切手をもらってきました。
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古い切手なのですが、どれも記念切手ばかり。私は切手コレクターでもなければマニアでもないので、詳しくありませんがかなり珍しそうです。日本郵政公社になって、オリジナル切手がつくれたり、いろいろ切手も変わってきているようですが、最近の切手の中には微妙…なものもあったりして、昔の切手を見るといいなぁとしみじみ思ってしまいます。
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特にこの右上にある切手(1966)。なんとコピーは「がん征圧」。ストレートでいいですねー。当時のがん治療に対する意気込みを感じます。そして左下のは「第3回アジア競技大会記念」(1958)とあります。競技場がダイナミックに表現されていますね。ちょっと調べてみると…「1952年(昭27)7月、第3回アジア競技大会東京開催の決定を受け、「明治神宮外苑競技場」を母体として、国立競技場の建設が始まった」とあります。これは完成して間もない国立競技場なんですね。東京オリンピックより前にできていたとは、いやー奥が深い。昔の切手1枚からいろんなことを学べるんだなぁと感心してしまいました。
次回は切手のデザインについて探ってみようかなと思います。[次回へつづく](D-ryo)
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by wordweb | 2008-07-19 00:54 | デザインな日々

iPhone解禁!でも、あえて…   

咋日、アップルの新携帯「iPhone」が発売されました。日本だけでなく世界中で長蛇の列ができたとか。私の携帯も今年に入って調子がイマイチになってきたので、遂に携帯を変えました!
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って、これNokiaなんです。実はこれで3代目。初めてNokiaにしたのは、J-PHONE(発売時は関西デジタルホンだった)時代のDP-154EX。専用のストラップが付いていたり、使いやすさを考えた細かいデテールが斬新で、オレンジとグリーンのさわやかな2色のデザインが良かった…。それから2代目をズボンと一緒に洗濯機にまわしてしまい、やむなく東芝製に…そして、満を持してのNokiaへの切り替えだったのです。
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でも、この機種、ほとんど携帯を活用しない私にとっては、機能が多すぎて理解できません…じゃあ、どうせならiphoneにすれば、と言う声もあるでしょう。でも、カメラが違うんです。iphoneはたかが2メガ、こっちは5メガ。そして、なんとあのカールツァイスレンズを搭載しているんです!え?知らない?カールツァイスとはドイツの顕微鏡製造の工房として設立し、良質のレンズを基に世界最高水準の光学機器会社として名をつらねている会社(財団)です。実は、去年子どものPTA行事で、花山天文台に行った時、なんと望遠鏡のレンズがカールツァイス製ではありませんか!そんな品質の高いレンズを搭載しているこの携帯、ほんとに写りがいいんです。やはり、携帯電話世界シェアNo.1のNokiaだからできることなのでしょう。
デザインも表面の美しさだけじゃなく、使い勝手や中身も大切ですよね。(D-ryo)
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by wordweb | 2008-07-12 02:04 | デザインな日々

エコなデザイン   

「あれ?京都タワーが見えない!」
最近、夜に京都タワーのライトが消えているのに気づいた人はいませんか? これは環境省が推進する『ライトダウンキャンペーン』の取り組みの一つなんです。『京都議定書約束期間の初年度であり、サミットイヤーでもある今年の6月21日(土)の夏至~7月7日(月)の洞爺湖サミットの初日までの間、温暖化防止のため、ライトアップ施設や家庭の電気を消すことで、日常生活の中で温暖化対策を実践する動機付けを与えていくことを目的としたキャンペーン・イベント』なんだそうです。(http://www.wanokurashi.ne.jp/act/campaign/index.html)
また、これと同時に『100万人のキャンドルナイト』というイベントもご存知でしょうか。これは、『でんきを消してスローな夜を』をテーマに、毎年夏至と冬至の日に夜の8時から10時の2時間、みんなでいっせいにでんきを消しましょうと呼びかけている運動です。今年は夏至の日だけでなく、『ライトダウンキャンペーン』と一緒に6月21日(土)~7月7日(月)のまで行っているそうです。(http://www.candle-night.org/jp/)
そして、この「100万人のキャンドルナイト」で使用されているビジュアルがこちら。
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なんとこのデザイン、自由にダウンロードして自由に使用できるようになっているんです。『100万人のキャンドルナイトの輪を広げるために、画像はクリエイティブコモンズライセンスに基づき、ご自由に利用いただけます。どんどん使ってください。』とWEBサイトに書かれています。ちなみに『クリエイティブ・コモンズとは、どなたでも「非営利であること」と「制作者のクレジットを表記すること」によって、自由に利用していただいたり、配布していただいていいですよ、という権利に対する意志の表明です。』ということだそうです。
初めこれを知った時、「デザインも権利、権利の時代になったというのにこんなことをしているなんて!」と結構驚きました。しかし、これはとても時代にあった合理的な広告宣伝なのではないでしょうか。今や新聞やテレビを超えるメディアとして扱われているインターネット。しかし、それだけがインターネットの重要な部分ではありません。インターネットは、私たち個人個人が自由に情報を得たり、共有したり、伝えたりできる情報のネットワークです。いままでは受け手であったユーザーが、情報の発信者になることもできるわけです。さきほどあった『権利に対する意志の表明』という部分。これはユーザーが意志を明らかにすることで、宣伝の媒体として活動しているのです。一つのデザインをみんなが共有する事で宣伝効果を発揮するって、無駄な広告費をはぶけて、なんだかエコな感じがしませんか? もちろん、みんなが共有したいと思わせるだけの質の高いものを創る制作費は忘れてはいけません!(D-ryo)
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by wordweb | 2008-07-05 01:34 | デザインな日々

あの手 この手   

滋賀県立近代美術館で開催されている「生誕100周年記念 ブルーノ・ムナーリ展 あの手この手」に行ってきました。
ブルーノムナーリ(1907〜98)は、私の尊敬するデザイナーの一人です。今回の展覧会は、彼が携わった本を中心に展開されていました。個人的にはグラフィックやプロダクトデザインなど、もっと他の作品も見たい気持ちもありましたが、実際に絵本を手に取って見ることもできたし、「話すフォーク」や「ネガティヴ・ポジティヴ」なんかもあったし、いやぁ、結構お腹いっぱいになりました。一緒に連れて行った下の子どもも、行く前はまた美術館か…という感じで、あまり気の乗らない様子だったのですが、エントランスにある大きい絵本で心をうばわれ、最後まであれやこれやと楽しんでいました。
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そんな中で印象に残ったのは、やはり絵本。ムナーリは、5歳になった息子にプレゼントするいい絵本がなかったので、自ら絵本制作を始めます。先にも書きましたが、そのようにして創られた絵本9冊を、実際に手に取って見ることができました。それらの特徴は、どの本にも主人公がおらず、ページごとに大きさや形のちがう紙が貼られ、それを読者である子ども自身が開けていくことで、物語が進んで行きます。子どもが考え想像しながら、自らの手で物語を進めて行く、そんな楽しさがムナーリの絵本にはあると思います。
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ムナーリはグラフィックデザイン、プロダクト、玩具など多彩な分野で活躍した人ですが、どの作品も見る人を楽しませてくれます。気高くもなく、こびるわけでもなく、常に同じような目線で創られた作品は、愛着を感じ、素直にその中にあるメッセージを感じ取ることができます。彼は「デザイナーとは世の中の人々のために役立つアートを生み出す職業」だと言っています。彼の作品を見ていると、お決まりの規則や体系にしばられてしまったものから、もっと自由な発想と好奇心で見つめなさいと言われているような気がしました。(D-ryo)
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by wordweb | 2008-06-21 15:17 | デザインな日々

チンクエチェント   

2007年7月、FIAT500(チンクエチェント)が誕生してちょうど50年目の年に新型のFIAT500が発表されました。そのデザインは旧型のイメージを活かしながら、斬新でかつキュートなものに仕上がっています。さて、その他の細かい情報はさておき、ここで取り上げたいのはその発表イベントについてです。そのイベントの模様は fiat500.com で見れますが、なんたってそのスケールのでかさにビックリ!車1台のためにここまでやるか!という盛り沢山の内容でした。
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FIAT500といえば、初代が登場したのが1957年。イタリアでは今だに旧500が現役で走っているというほどの国民的車です。日本ではルパン三世の愛車としてファンも多いはず。もちろん、その他にも世界中で愛され続けた名車とあって、今回の新型の発表は大変注目を浴びていました。しかし、このイベントの目的はそれだけではなく、FIAT500の発表と同時に、新たなFIATブランドを世界中にアピールするためのイベントだったと思うのです。そのために、FIATは新しいブランドを象徴するものとしてこのFIAT500を位置づけ、100年以上に及ぶFIATの歴史を再評価し、さらに新しいことへ挑戦するというブランド価値を創り出そうとしています。
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一方、日本の自動車市場というと、手詰まり状態が続き、販売店はどこも苦しい状況なのだとか。メーカーの方は、トヨタをはじめ海外では好調のようですが、最近はこの円高のあおりを受けてWパンチ。世界に誇る日本の車はどうなってしまうのでしょう。
日本は“モノ”づくりにおいては、世界でトップクラスですが、今やOEMなどでその高い技術の製品が、世界中でつくられるようになりつつあります。もはや技術や性能だけではなく、その“モノ”に“ブランド”としてさらなる付加価値をつけられるのかどうかを考えなくてはならないのです。売れるデザインをするではなく、“ブランド”としてのカタチを“デザイン”することが望まれているのではないでしょうか。
次回は「ブルーノ・ムナーリ生誕100周年展」をレポートします。まだまだイタリア続きます!(D-ryo)
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by wordweb | 2008-06-14 03:31 | デザインな日々

カロッツェリア   

みなさんは「カロッツェリア」という言葉を知っていますか? そう、あのパイオニアのカーナビ…じゃなくて、イタリアで車のボディのデザイン・製造をするメーカーのことです。「ピニンファリーナ」や「ザガート」、「ベルトーネ」など、車に詳しくなくても、なんとなく名前を聞いた人もいるのでは?。
つまり、イタリアでは車のデザインを専門に請け負う会社があって。そこでは、世界をリードする車が次々と創り続けられています。カロッツェリアのデザイナーたちは馬車職人の伝統技術(馬車から自動車へと以降する時には、馬車職人が自動車のボディを作っていた)を受け継ぐ職人であり、最新技術をもったエンジニアでもあるのです。ただ単にデザインをするのではなく、車作りの伝統と技術をふまえて、さらにそこに新しいエッセンスを加えることで、本当にいいものを作る、これがイタリアのデザインの元となっているのではないでしょうか。
しかし、今年に入って、超有名なカロッツェリアが経営難に陥っているというニュースが立て続けにありました。その中で、破産手続きを進めているというベルトーネというカロッツエリアは、イタルデザインの創設者であるジウジアーロなど、いまやイタリアの大御所デザイナーたちを輩出したカロッツェリアで、なんだかとてもさみしい気分です。やはり、自動車社会を取り巻く時代の流れには逆らえないのでしょうか。

さて、カロッツエリアが最も活躍した、敗戦後の混乱期から経済復興を歩む過程で、イタリアではデザインというものが非常に重視されました。それを象徴するのに「コンパッソドーロ」があります。日本で言うグッドデザイン賞にあたるものでしょうか。「コンパッソドーロ」とは黄金のコンパスを意味しており、黄金比を作成するのにかかせないコンパスをモチーフにしているんですね。賞の名前もおしゃれ〜。では、次回は1959年にそのコンパッソドーロを受賞したFIAT500について書こうと思います。
[次回へつづく](D-ryo)
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by wordweb | 2008-06-07 14:17 | デザインな日々

■FIAT大好き   

c0147705_2217321.jpg私は、なにをかくそうイタ車好きです。愛車は「FIAT Punto」。この車を初めて見た時、こんなカッコイイコンパクトカーがあったんか!と一目惚れ。でも、そんなすぐに買えるようなお金もなく、6年かかってようやく中古を手に入れることができました!(注 Puntoはフツーの人なら抵抗なく買える大衆車で決して高級車ではありません…)
長年の夢だったこの車に乗っている感想は、とにかく楽しい!スタイリッシュなデザインは見た目の美しさだけじゃなくて、運転する楽しみをさらに際立たせてくれているような感じがします。車のスペックだけでは語れない、理屈を越えた魅力がイタ車にはあると思うのです。(みなさんついてきてますか〜)

さて、このように私を魅了してやまないイタ車のデザインは、どうして世界からも一目置かれるものへと発展したのか。ちょっとこれから独自の(個人的な)視点で、その歴史とデザインについて探ってみようと思います。[次回へつづく](D-ryo)
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by wordweb | 2008-05-30 00:09 | デザインな日々